看護師の後輩指導2

今担当している後輩の指導記録です。Z世代の代表とも思われる我が後輩くんは問題点だらけです。まぁ、彼に限った話ではないでしょう。個別の指導がもてはやされていますが、何をしたらいいのかお困りの人は多いのではないでしょうか。そんな私もその1人。今私が実際に指導している内容をご紹介します。

対策:院内伝達メールで日報を送る

企画内容の背景:

指導者からの課題(看護サマリー)をそもそもやっていない。他の先輩看護師から課題を出されていると風の噂で聴く程度で報・連・相がないため方々に聞き取り調査を行わなくてはならず、手間が増える。報・連・相が不足しているという意見が寄せられるようになった。

メリット:

  • 毎日日報を各ことで振り返りが自動ででき、学びの機会が増える。
  • 発信日時が分かるためノートよりも指導者が状況を把握しやすい。(提出しているかどうかも含めて)

デメリット

  • 指導者しか情報がわからない(この点については1週間ごともしくは1か月ごとに要約したお知らせをファイルに綴じて全体に公表することで解決できると思う)

💡 日報の内容

  1. 今日の学び(特に印象に残っていること3つほど)
  2. 先輩からのアドバイス(指導されたことを全て書き出す)
  3. 先輩からの課題の内容と提出期限、進捗状況など
  4. 今週の課題

具体策2 理解度チェックテスト

概要

日報を後輩くんに書いてもらい、週ごとの学びの中から理解度チェックテストを作成

採点をすることで本人へフィードバックする。

目標

チェックテストを導入することで勉強しなくてはならない内容を後輩くんに気づいてもらい、自己学習のやり方を身につける。

運用方法

  • 日勤の日は日報のみ。夜勤の時には日報と看護サマリーの作成をしてもらい、病気の治療内容と看護について整理してもらう。
  • 毎週日曜日に日報の取りまとめを行い、その内容から厳選して理解度チェックテストを作成する。提出先はテスト作成者とし、採点して本人へ返す前にコピーをとる。「後輩くん指導ファイル」を作成し、そこに挟むことで全スタッフへの周知とする。原本は本人へフィードバックする。

いかがでしょうか。現在私は後輩くんに上記のような内容で指導を続けています。もちろん中間評価をしながら改善すべきところは改善しています。

ブログの名前と一緒ですが、にっちもさっちも看護状態です。正直少し疲れてきましたが、そうも言ってられない。日々精進は指導者にも言えることですね。皆さんもいろいろ工夫をしていることと思います。大変なのはみんな一緒です。頑張っていい看護師を育てましょう。

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