ほんのレビュー

湊かなえの新境地。心を抉られます

湊かなえの新境地。教育などの題材を使った作品を描くことが多かった著者の今回のテーマは「介護」。 看護職をしている私からすると介護の現場についてこれほど赤裸々に書かれている部分がある本はあまりないと思う。もちろんHOW TO本ではいくらでも書...
スキルアップ

耳を大切にすれば人生ばら色

『きこえ』の不思議と大切さ ~音の仕組みから難聴治療、認知症リスクまで~ 先日、耳と脳の驚くべき関係についての講義を受け、「どうして私たちは音を『きこえる』のか」という疑問に答えながら、難聴と認知症のリスクとの関連性にも迫る内容に触れること...
看護

多崎礼の「夢の上」堂々完結!

こんにちは、皆さん。今回は、ファンタジー小説ファン必見の一冊、「多崎礼の夢の上 第3巻」について熱く語っていきたいと思います。ファンタジーの魅力にどっぷり浸かりたい方はもちろん、物語の世界に初めて足を踏み入れる初心者の方にも楽しんでいただけ...
看護

誰かにおすすめしたくなる小説

あの多崎礼のファンタジー小説。彼はまたまたやってくれました。私の心を鷲掴み。 今作は3冊で完結する物語の2作目。物語の終結に向けて様々な伏線が見え隠れする内容になっています。基本的にこの作者の物語の構成と文章力は読む人を魅了します。ミステリ...
スキルアップ

その苦情いります?

今日は久しぶりの大好きなラーメンに来ています。あの味を求めて楽しみに来ていました。 しかしその幸せな時間をぶち壊す野郎がいたのでなんだか残念な気持ちになりました。ガテン系なのか、職人タイプなのかわかりませんが、奴の言い分はこうです。 「足音...
看護

憎たらしいCM中の尿意

テレビを見ている時に不意に尿意を感じてトイレに入ったはいいけれど、見たかった番組が始まってしまい、最初を見逃したという人は多いのではないでしょうか。というのもまさにさっき自分の身に起きたことだったので本当に憎たらしい尿意だなと感じてしまった...
栃木

 地方病院HCUにおけるモンスターペイシェントの現状と課題

かん はじめに 地方の病院でHCU(ハイケアユニット)として勤務する中で、近年「モンスターペイシェント」と呼ばれる患者さんの増加に直面しています。特に60歳以上の高齢者が多く、彼らの行動や要求が医療現場に与える影響は無視できません。本記事で...
看護

多崎礼「夢の上」

# 多崎礼の『夢の上第1巻』:現実と幻想が織りなす新たな物語の扉 **「現実を超える夢、その先に待つものは?」** 初めて多崎礼の『夢の上第1巻』に触れた瞬間、その独自の世界観に引き込まれました。まだ彼の作品を読んだことがない方にも、この一...
ほんのレビュー

禁断の世界へ誘う一冊!山口未桜『禁忌の子』レビュー

山口未桜氏が贈る最新作『禁忌の子』は、読者を一瞬でその独特な世界観に引き込む力を持っています。物語の核心に触れずとも、そのページをめくる手が止まらない魅力が満載です。 主人公の内面描写は非常に繊細で、彼らが直面する試練や葛藤は、現代社会のさ...
看護

管理職について考えるー罰ゲーム化する管理職ーー

# 罰ゲーム化する管理職:あなたの職場が変わる一冊 職場でのストレスや上司との摩擦に悩んでいませんか?小林祐児著の「罰ゲーム化する管理職」は、そんな悩めるビジネスパーソンに新たな視点を提供します。本書は、管理職がどのようにして「罰ゲーム」の...