看護サマリーの書き方

今回は看護サマリーの必要性に焦点を当ててみました。

転棟・転院・退院後も患者の必要なケアや支援が統一して行えるようにするためのサマリーなので、私たち看護師の腕の見せ所など思います。

## 看護要約とは?

1. 患者の持つ看護上の問題がどのように変化し、その問題解決に患者や看護者がどのように関わったなどを病状の変化やその他のデータを参考にして要約する。
2. 計画、実施された看護がその患者にどのような意味があったのかを評価し、看護の質の向上を図る。
3. 院内及び他施設の看護者などに看護を伝達し、継続看護を行う

## サマリー記載のポイント

– 1文1文はあまり長く書かず、「、」「。」を使用して簡潔的に記載する。
– 内容や事柄ごとに項目を分けて、経時的に記載する。
– 継続してほしいケアはできるだけ詳細に記載する。

 →なぜその処置が必要か、なぜその観察が必要キアまで記載すると親切。

– 略語はできる限り使用せず、正式名称での記載にする。

💡 看護要約は看護師としてどのような支援をしたかの記載が必要になります。医療処置も大切ですが、観察や支援内容、その結果どうであったかを意識して記載していくにようにしましょう。またADL、IADL、認知面の記載を行うと更に分かりやすくなりますので意識しましょう。

ADL(日常生活動作):着替え、トイレ、歩行などの日常生活動作

IADL(手技的日常生活動作):掃除、洗濯、料理、内服管理、お金管理など

タイトルとURLをコピーしました