誰かにおすすめしたくなる小説

看護

あの多崎礼のファンタジー小説。彼はまたまたやってくれました。私の心を鷲掴み。

今作は3冊で完結する物語の2作目。物語の終結に向けて様々な伏線が見え隠れする内容になっています。基本的にこの作者の物語の構成と文章力は読む人を魅了します。ミステリー小説で言えばわずかな綻びから犯人につながる手がかりを掴みかけてはいるけれど完全には掴ませないような読者を惹きつける濃い内容になっています。これは実際に読んでみないとわからない。ぜひ書店に行って手に取ってもらいたい。

微妙なネタバレになってしまうかもしれませんが、光新王の圧政から解放する革命がこの作品のコンセプト。ジャンヌダルクを彷彿とさせるようなストーリー展開にハラハラドキドキさせられます。

今回は短い内容になってしまいましたが、仕方ありません。第3巻を読まなければすっきりできません。なので最終巻を読み耽るために2冊目の話はこの辺で!
興味を持ってもらえましたら最終巻を読んだ感想をアップロードしたときにご意見や感想をもらえると幸いです。

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