テレビを見ている時に不意に尿意を感じてトイレに入ったはいいけれど、見たかった番組が始まってしまい、最初を見逃したという人は多いのではないでしょうか。というのもまさにさっき自分の身に起きたことだったので本当に憎たらしい尿意だなと感じてしまったのです。
そこで今回はどうしてこのタイミングの悪い尿意が訪れるのかについて考えてみました。
そもそも排尿は膀胱に250ml以上の尿が溜まった時点で脊髄神経を介して脳におしっこに行きなさいと命令を出すのです。しかし、「今は我慢しよう」と自制できてしまうのです。これも500mlを超えると汗が出てきて、「今すぐ排尿してくれ」と体が防衛反応を出します。これは交感神経が関係しています。スムーズに排尿しやすいように膀胱括約筋を収縮してくれるのです。
ではなぜタイミングの悪い尿意が来るのか。それは「今は我慢しよう」と自制してしまったことで結果的に尿量が増えたことが原因の一つかもしれません。もう一つはテレビを見ている時には副交感神経が優位になり体がリラックスしている状態であるため知らない間に尿量が増えて閉まっていることが原因とも考えられます。
とりあえず私たちにできることは見たい番組がある時には早めにトイレに行っておくことでしょうか。
